「はっぴいえんど」「YMO」として、日本の音楽シーンに大きな足跡を残していく細野晴臣が在籍したことで知られる「エイプリル・フール」。同じくサイケデリック・ロックの「ジャックス」よりもデビューが若干遅れたものの、1969年の日本において特別な存在のロックバンドであったことは言うまでもありません。
オルガンを前面に出した音楽性と、実験的な部分を持ち合わせていた彼らが、商業的な成功を収めることはありませんでした。たった1枚のアルバムを出すのみで、バンドは解散してしまいました。
代表作は「Apryl Fool」
エイプリル・フール唯一のアルバム。海外を意識してアルバムを制作したため、ほとんどの曲が英語で書かれています。アルバムにはボブ・ディランの「プレッジング・マイ・タイム」のカバーも収録されています。